もうすぐ夏休み。旅行や帰省などでお出かけする際に
気になるのが、子どもの食事ですよね。
手作りを持ち運ぶのは手間がかかるし、
衛生面も気になります。かといって、
外食ばかりが続くと栄養の偏りや野菜不足が心配です。
また、普段と違う食事だと子どもが食べてくれない
なんてこともあり、困ってしまいますよね。
今回は、そんなお悩みを解消するポイントをお伝えします。
外食時、大人と同じ食事でいいの?
幼児期の子どもの食事は、離乳食を卒業して
大人の食事に近づけていく準備期間です。
消化機能や咀嚼力、味覚も未発達なので、味付けや
塩分量、食材の大きさや硬さの調整が必要です。
そのため、普段の食事は大人と同じではいけません。
しかし、旅行や帰省で手作りの幼児食を
毎日用意するのは容易ではありません。
そこで、これからお伝えするちょっとした工夫をする
ことで、大人と同じ食事を楽しむことができます。
旅行や帰省の時は、家族で楽しむことを第一にして、
子どもの食事は少しおおらかな気持ちで
考えてあげても良いと思いますよ。
外食時、大人の食事から取り分けるポイント
レストランやホテルの食事で、大人の食事から
幼児用に取り分けるポイントをお伝えします。
- メニューを選ぶ際は、揚げ物や脂っこいメニューではなく、ごはんや味噌汁、冷ややっこや焼き魚などの和食がおすすめです。また、子どもの飲み物はジュースではなく、麦茶や牛乳にしましょう。
- サラダを注文する際にはドレッシングを別にしてもらい、子ども用に野菜を取り分けた後に少量のドレッシングで味付けをしましょう。また、生野菜より温野菜の方が食べやすく、しっかり量を食べられるのでおすすめです。
- 味噌汁やスープなどの汁物は、お湯を加えて薄めてから与えましょう。
- うどんやラーメンなどの麺類も、お湯を加えて薄めてから与え、汁は飲ませないようにしましょう。
- ハンバーグや焼き魚、煮魚などの肉や魚料理は、塩やソースがあまりかかっていない中心部を取り出して、細かく切ってから与えましょう。
- 卵料理や麺類、野菜や果物などを自分で選べる、ビュッフェスタイルのレストランを選ぶのもおすすめです。
持参すると便利なもの
外食が続く場合は、以下のような食材を持参するとよいでしょう。
・野菜ジュースや豆乳などの飲料
・ミニトマトやバナナ、みかんなどの野菜や果物
・肉じゃがや筑前煮、ひじき煮などの常温保存
可能なレトルトパウチ商品や缶詰
・小魚やドライフルーツ、
干し芋やシリアルなどのおやつ
小腹がすいたときや、外食をあまり食べてくれ
なかった際に、これらの食材で補ってあげると
良いでしょう。
また、外出先のレストランには子ども用の食器や
カトラリーが無いこともあるので、
普段使い慣れているスプーンやお箸を持っていくと、
子どもも安心して食べられます。
手作り品を持参する場合の注意点
外食ではなく、手作り品を持っていきたいという場合、
夏場は特に食中毒が心配なので、衛生面には十分に
気を付けましょう。
外出後すぐに食べる場合や、外出先のホテルなどで
すぐに冷蔵庫に保管できる場合に限り、
手作り品を持参しても良いでしょう。
また、自宅で料理をする際には、
「細菌をつけない」、「細菌を増やさない」、
「細菌をやっつける」を徹底しましょう。
☑細菌をつけない
清潔な調理器具で調理をし、おにぎりを握るときには
ラップを使って握りましょう。
☑細菌を増やさない
温かいまま持ち運ぶと、蒸気がこもって食材が痛む
原因となります。しっかり冷ましたものを保冷剤と
一緒に保冷バッグに入れて持ち運びます。
もし食べ残した場合は捨てましょう。
☑細菌をやっつける
食材はしっかり加熱しましょう。
肉や魚だけでなく、野菜や加熱しないでも
食べられるハムやかまぼこなども、
できるだけ加熱するようにしましょう。
冷凍幼児食を上手に活用!
帰省する際には、
ネットで注文できる冷凍幼児食『LUCE』
(https://www.luce-kids.com/)を
帰省先にあらかじめ送っておくと便利です。
帰省先でわざわざ幼児食を作らなくて済むし、
野菜不足の心配もいりません。
おじいちゃん、おばあちゃんと「〇〇ちゃん、〇〇くんは
こんなメニューを食べられるようになったのね。」と
話も盛り上がりそうですね。
旅行や帰省時には、ちょっとした
食事の工夫をして家族で楽しい時間をお過ごしください。