何かと忙しい年末年始。
年末の大仕事といえば、大掃除とおせち作りですよね。
子どもと一緒に、楽しくおせち料理を作るもよし、市販のおせち料理に頼るもよし!
ただ、濃い味付けのおせち料理を大人と同じように子どもに食べさせてよいのか気になるところですね。
その答えは、“工夫して取り分ければ大丈夫”です。
そこで今回は、幼児向けのおせち料理の取り分け方について、注意点やポイントをご紹介します。
おせちを幼児に食べさせる時の注意点!
おせち料理はそもそも日持ちするように、塩や砂糖、お酢などで濃い味付けがされています。
大人でも塩分や糖分の摂りすぎになりがちなおせち料理を、幼児にそのまま食べさせるのはNGです。
また、おせち料理には海老やカニ、卵などの食物アレルギーを引き起こす可能性の高い食材が見受けられます。
せっかく楽しいお正月に食物アレルギーが発症してしまい、年末年始は病院もお休みのことが多いので大変な思いをしたなんてことがないように、取り分ける際はしっかり親が管理してあげましょう。
おせちを幼児に取り分ける時のポイント
1.食物アレルギーに注意
卵、乳製品、小麦など、お子様が食物アレルギーのある食材は避けましょう。
また、おせち料理で初めて食べるという食材も避けましょう。
縁起が良いとされる海老やカニは、喫食した経験があり食物アレルギーがなければ食べさせても良いですが、加熱したものを小さく切って少量にしておきましょう。
また、いくらやお刺身のような生ものは避けましょう。
さらに、年越しに食べるそばも注意が必要な食材です。
おそばを食べた経験がなく、食物アレルギーの有無が分からないのであれば、年越しそばは控えましょう。
2.濃い味付けのものは薄味に
濃い味付けのものは、お湯で薄めたり、他の食材と混ぜたりして工夫する必要があります。
例えば、栗きんとんは糖分の多い料理なので、すりおろしたりんごや潰したかぼちゃを混ぜることで味がやわらぎます。
また、紅白なますは、お湯で洗ってから小さく刻んであげることで、薄味になり酸味も柔らかくなるので幼児でも食べやすくなりますよ。
田作りは丸ごと一匹の小魚を食べられて良いのですが、幼児には塩分や糖分が高めで、硬くて食べにくいです。そこで、ごまや鰹節と一緒にフードプロセッサーで細かくしてごはんにかけたら、おいしいふりかけの完成です。
3.食べやすい大きさに
硬い食材や大きい食材は細かく刻んだり、魚の骨は取り除いたりして食べやすくする工夫が必要です。
筑前煮やたたきごぼうは、幼児には味が濃くて硬く、大きさも大きいので、細かく刻んでごはんやお粥と混ぜてあげるとよいでしょう。
紅白かまぼこは幼児には嚙み切りにくい食材のひとつなので、小さく切ってあげてから与えるとよいでしょう。
ぶりの照り焼きは骨があるので、小さくほぐして骨を取り除いてから、ごはんやお粥にまぜてあげましょう。
黒豆はつるっとした丸い形が喉につまるリスクがあるため、面倒でも一粒ずつ半分に切ってあげるか、つぶしてから与えるようにしましょう。
4.少量にとどめる
おせちの中でも子どもに人気の伊達巻きは幼児には甘い味付けですが、残念ながら味を薄めるということは難しいです。
かといって好きなのに食べさせないのもかわいそうなので、小さく切って少量にとどめておくようにすると良いでしょう。
LUCEのメニューを幼児用おせちに!
さて、色々とおせち料理を取り分ける工夫をお伝えしましたが、そもそもお子様がおせち料理を食べないとか、カットしたり味を薄めたりするのが面倒だという方には、幼児向けに開発されたLUCEのおかずをお子様のおせち料理にしてはいかがでしょうか。
「野菜の旨味たっぷり筑前煮」や、「鶏もも肉となすのやわらか煮」や、「さわらとカラフル野菜の胡麻あん」は子ども用おせち料理にピッタリ!
骨を取り除いたり、小さくカットしたりする手間もいらないので楽ちんです。
ただし、日持ちするように味を濃くしたおせち料理と違って薄味の設計なので、食卓に出したらなるべく早く食べきるようにしましょうね。
お正月のおせち料理をちょっと楽して用意したら、家族で楽しい時間を過ごしましょう。
幼児用おせちにおすすめのLUCEのメニューのご紹介
鶏肉と5種類の野菜が入った、まさにお正月にピッタリのメニュー!幼児が食べやすい大きさにカットしてあるので安心です。
ぷりぷり食感の鶏もも肉は、子どもが大好きなメニュー!やわらかく煮込んだ野菜も食べやすいですよ。
骨がないので安心!野菜の胡麻あんは、ごはんにかけてもおいしいですよ。
※製造過程において骨を取り除いておりますが、お召し上がりの際にはご注意ください。
阿知和 りか