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あたま・こころ・からだ はぐくむ食事って?あたま・こころ・からだ はぐくむ食事って?

臭いおならは要注意!原因は食事にあり!?

おならは、腸内細菌が食べ物を分解してガスを発生し、腸から押し出されて出てきます。

本来、おならはほとんど臭くないのが正常です。

しかし、食事の偏りや腸内環境の乱れによって、おならが臭くなるのです。

おなら自体は、生理現象のためがまんする必要はありませんが、子どものおならが臭い時は、正常な状態ではなく、主に食べ物の影響や腸内環境の乱れが原因の可能性が高いため、要注意です。

そこで今回は、子どものおならが臭いと感じたときに試してほしい、食事による改善方法をお伝えします。

1.食物繊維の種類に注目!

腸内環境の乱れや、便がたまることで、臭いおならが発生します。

そのため、腸内環境を改善し、便を促してくれるように、食物繊維を摂取することでおならの臭いを軽減できる可能性があります。

食物繊維には、「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」があります。

水溶性食物繊維は、便に水分を与えて柔らかくすることにより便が排出しやすくなる働きがあります。

不溶性食物繊維は、便のかさを増して腸を刺激し、排便を促す働きがあります。

水溶性食物繊維と不溶性食物繊維は、1:2のバランスで摂取するのが理想的と言われています。

例えば、水溶性食物繊維が豊富な海藻類や果物と、不溶性食物繊維が豊富なきのこ類や豆類を組み合わせることで、理想的なバランスに近づけられます。

また、バランス良く両方の食物繊維を含む、大麦やオートミール、オクラやアボカド、納豆などを摂取するのも良いでしょう。

2.発酵食品を摂取する

腸内の悪玉菌が増加して、たんぱく質を分解するときにアンモニアや硫化水素などの悪臭成分を発生するときにおならが臭くなります。

そのため、腸内の悪玉菌を減らして善玉菌を増やすことができる発酵食品を摂取することが、腸にも良く、おならの臭いを軽減するのに役立ちます。

おすすめの発酵食品は、ヨーグルトや納豆、みそなどで、これらの発酵食品をバランスよく摂取することで、腸内環境が改善され、おならの臭いの軽減にもつながります。

3.動物性たんぱく質の摂りすぎに注意

肉や卵などの動物性たんぱく質には、硫黄を含むアミノ酸が多く含まれており、硫黄臭のするガスがおならとして発生します。

そのため、動物性たんぱく質の過剰摂取をひかえて、大豆製品などの植物性たんぱく質を組み合わせると、おならの臭いが軽減します。

たんぱく質の補給には、肉や卵だけでなく、魚や大豆製品など様々な食品をバランスよく取り入れることが栄養面からも推奨されます。

4.にら、にんにく、ねぎなどの野菜に注意

にら、にんにく、ねぎなどの香味野菜は栄養価の高い食材ですが、これらの野菜に含まれる硫黄化合物は、おならとして排出される際に、強い臭いを放ちます。

さらに、これらの野菜は子どもの未発達な消化器官には刺激が強く、特に生で食べると消化器官に負担をかけることがあります。

そのため、栄養価が高いからと言って大量に食べさせるのではなく、消化しやすいように細かく刻んで加熱したものを少量から試してみましょう。

大量に摂取しなければ、おならの臭いもさほど気にならないでしょう。

5.水分補給

水分不足は便秘の大きな原因の一つですが、便秘になるとおならが臭くなります。

そのため、水分をしっかりとって便を柔らかくし、便秘を解消することで、おならの臭いが軽減されます。

朝起きたとき、食事中、運動後、入浴後、寝る前など、こまめにコップ1杯の水や麦茶を飲む習慣をつけるようにしましょう。

一度に大量にとるのではなく、少量ずつこまめに飲ませることが大切です。

特に、子どもは外で遊んで汗をかいても、のどの渇きを訴えず、水分補給を忘れがちです。

保護者の方が声掛けをして、こまめに水分を補給するように気を付けましょう。

子どもに食べさせたい腸内環境を改善するLUCEのメニューをご紹介

子どものおならが臭いと感じたときは、最近の食事が偏っていないか振り返ってみましょう。

そして、今回お伝えした改善方法を試してみて、様子を見てください。

LUCEのメニューの中で、腸内環境の改善が期待できる、おすすめのメニューをご紹介します。

 

『食物繊維』『発酵食品』を摂取できるLUCEのメニューはこちら↓

朝たべる具だくさん豚汁

『植物性たんぱく質』『食物繊維』を摂取できるLUCEのメニューはこちら↓

ひじき入り 豆腐ハンバーグ

『発酵食品』『植物性たんぱく質』を摂取できるLUCEのメニューはこちら↓

田楽みそを使った麻婆豆腐

 

執筆者紹介
幼児食専門家
阿知和 りか
大手食品メーカーで10年間商品開発を担当し、数多くのヒット商品を発売。内閣府食品安全委員会の専門委員の経歴を持ち、現在は子ども料理教室「食育クッキング」を主宰している。
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